壁(ボ-ド)にビスを打つには

壁(ボ-ド)にビスを打つには

 

家の内装壁の建材としてもっとも多く使われるのが石膏ボ-ドでしょう。
安価な不燃材で加工もしやすいのがポピュラ-な建材たるゆえんでしょう。

でも石膏ボ-ドにはビスや釘を打ったりできません。
石膏ボ-ド自体に力がなく、ビスや釘を保持できないのです。
ちょっとした動きですぐにグスグスになってしまいます。
なので、ビスの裏側に下地があるところを探してビスや釘を打つ、ということになりますが、そうそう都合よく下地が入っていたりもしないので困りますよね。

そこで使用するのが「ボ-ドアンカ-」です。
(ボ-ドビス・カベロックともいいますが、このエントリ-ではボ-ドアンカ-と記載しています)

 

ボ-ドアンカ-ってなに?

一言でいうとボ-ドに入れ込む下地材です。ボ-ドの好きな場所に埋め込む事が可能です。
ボ-ドアンカ-はプラス型の穴があり、プラスドライバ-でねじり込めるようになっています。
まず、このボ-ドアンカ-を壁に埋め込んで、
これがボ-ドアンカ-だ

ボ-ドアンカ-のビス穴にビスを打ちこむ、という訳です。
ビスをねじ込むとボ-ドアンカ-の足が開き、ボ-ドにアンカ-がロックされます。
ビス穴が+の形になっていて、プラスドライバ-を使ってボ-ドアンカ-自体を壁にねじり込めるようになっています。
真ん中がメスになっていてビスをねじ込める

 

どうやって使うの?

それでは実際に使ってみましょう。
ボ-ドアンカ-を使い、階段に「手すりを取り付けるための板」を取り付けた工事を例に挙げてみます。
手すり下地板の完成図
階段周りの手すりが取りつきそうなところは、できれば下地を入れていて欲しいのですが、なかなかそうはいきません。
そんな場合、手すりを支えるため、上画像のような「手すりを取り付けるための板」を取付ます。
下地がないので、幅広い面で手すりを保持する、という考え方です。
(上画像は完成図)

まず穴をあけます
まずキリで穴をあけます。
穴をあけた時の手ごたえで下地があるのかないのか分かるので、感触に気をつけてください。

 

下穴が4つあきました
4つ、下穴をあけました(クリックで拡大)。
下の二つは下地があり、上の穴二つには下地がないようです。
下地がないので、上二つの穴はビスを打っても空回りするだけで全く効きません。

 

そこで、この上の穴二つに、「ボ-ドアンカ-」を使ってみましょう。
ドライバ-を突っ込み回転させ、穴を拡張します
まず、穴にドライバ-をつっこんで穴の大きさを拡張します。
上画像ではインパクトドライバ-を回転させ、穴を貫通し、拡張していますが、インパクトドライバ-がない場合、普通の手回しドライバ-で穴を貫通させ、拡張してください(回しながら真っ直ぐ突くだけでOK)。

 

ボ-ドアンカ-をねじ込む準備ができました
上の穴ふたつが拡張されました。

 

ボ-ドアンカ-をねじ込んでいきます
ここにボ-ドアンカ-をねじりこんでいきます。
(ボ-ドアンカ-の頭は+(プラス)になっています)

壁に対して直角に埋め込む必要があるので、インパクトドライバ-を使わず、慎重に手回しドライバ-を使いましょう。
空回りさせると穴がボロボロになって使いものにならなくなるので、ある程度壁に押しつけつつねじり込みます。

 

ボ-ドアンカ-をねじ込んだところ
ボ-ドアンカ-を打ちこんだらこんな感じになります。

 

これで上の穴ふたつにもビスが効くようになりました
さぁ、これで上二つの穴にもビスが効くようになりました。
板を元に戻してビス打ちしました。
下穴をあけて、穴を拡張し、ボ-ドアンカ-をねじりこむ、という流れですね。

 

え―!?でも、ウチは賃貸だし、ただでさえ壁には穴をあけたくないのに、ボ-ドアンカ-なんか入れたくない…。

 

そういった声も多いかと思います

そんな時にはもうひと工夫しましょう。
クロス(壁紙)に穴を開けず、復旧可能なようにボ-ドアンカ-を打ちましょう
壁に切り込みを入れてからボ-ドアンカ-をねじ込みましょう
あらかじめ壁紙に切りこみを入れ壁紙をめくり上げてからボ-ドアンカ-を埋め込みましょう。
ボ-ドアンカ-が必要なくなったらボ-ドアンカ-を戻し(ネジ型だから戻ります)、できた穴を少量のパテで埋め、壁紙を木工ボンドで戻せばほぼ元通りになります。

 

今回のエントリ-ではワカイ社製のカベロックを使用していますが、ホ-ムセンタ-には様々なタイプがあります。
記載されている保持力を参考にして用途に合わせて使い分けてください。
(たいてい今回のボ-ドアンカ-で間に合うと思います)

これを1箱持ってたら、これから先のDIYが捗りますよ。
ボ-ドアンカ-100本セット

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