自分でフロ-リング(フロア)を貼ってみよう(実践編)

5:13 AM 投稿先 DIY_リフォ-ム 投稿者 トンカチ設計事務所

実際にフロ-リングを貼っていきましょう。
フロ-リングを貼る前の基準線




前回のエントリ
で、フロ-リングを貼るための基準線を出しました。
その基準線に沿ってフロアをカットしていきます。
基準線に沿って貼る一列目ができれば半分以上終わったも同然です。
フロ-リング貼りは最初(貼りはじめ)と最後(貼りじまい)だけ気合いを入れれば綺麗な仕上がりになります。
その中間は、列の両端、303mmだけを合わせればいいし、少々失敗してもコ-クボンドがあるからです。












フロ-リングを貼る前の基準線アップ画像1


基準線に対し、精密に合わせます。
フロ-リングを貼る前の基準線アップ画像2


DIYでの床張りには乱尺貼りをおすすめします。
3尺ずらし貼り(りゃんこ貼り)では余計な事も考えながら材料を使っていかねばならず、貼り終わった後、ジョイント(継ぎ目)が整然と揃っていなければ目立ってしまい、部屋の寸法によっては材料のそつ(ムダ)が多くでる事になってしまいます。
乱尺貼り(らんじゃくばり)の場合、一列目を貼り終わると、最後に切った部材の残りから貼り始めます。

貼り始めと貼り終いの中間フロ-リングについては左右の壁に合わせていくだけなのですが、一つだけ注意点があります。
初心者の人がよくやってしまうのですが、フロ-リングの左右カット間違いです。
ちょうど下図のような状況が失敗しやすいパタ-ンです。
フロ-リング貼りの際、失敗しやすいパタ-ン

2列目の残りを貼ろうとして、点線部Aの寸法を測った場合、作業台上のフロ-リングを、メスから測り、切り墨をつけるのが正解なのですが、部屋の左側を貼るという意識が働くのか、図でいう左から測って切ってしまう、というパタ-ンが多く見受けられます。

(オスをオレンジ色、メスを点線にしています)
2列目真ん中のフロ-リングに対して、Aに入れるフロ-リングはメスを残さなければなりません。

 

Aのフロ-リングが問題なく切れたとして、現場に持って行った時のフロ-リングの伏せ方ですが、壁や巾木により伏せ方が変わってきます。

フロ-リングの伏せ方例

たいていの場合、通常の伏せ方でいいのですが、壁や巾木が奥に入り込んでいる場合、手前のフロ-リングと一緒に伏せることになります。
壁や巾木が奥に入りこんでいる場合、難易度が高くなるので、誰かにお手伝いを頼むようにしたほうがいいかもしれません。
特に貼り終いのところの壁や巾木が奥に入り込んでいる場合、手前の列と貼り終いの列を同時に持ち上げ、伏せる事になるので、おそらく一人ではできないと思います。

 

ネダボンドの画像寸法通りにカットができ、伏せる準備ができたら、ネダボンドを塗ります。
ネダボンドは少々高いですが、下地の水平が低い所に入っていって固まり、ある程度水平を直してくれますし、施工後の音鳴りを防いでくれます。
フロ-リングメ-カ-も「施工時には必ずネダボンドを使って下さい」という注意書きも入れています。
ネダボンドのセットの仕方




塗り方ですが、まずボンドの「塗りしろ」として、フロ-リング幅より30mmほど控えた270mmのところでボンドの塗りしろの墨を打ちます。
ネダボンドの塗りしろ
この、ボンドの塗りしろの中で、フロ-リング両端部分と、あいだを一尺(303ミリ)ピッチで塗っていきます。



下地が悪いところは一尺ピッチの間に、更にボンドを塗り、下地調整も兼ねるようにします。


ネダボンドの塗り方
塗りイメ-ジとしてはこの画像のような感じ。

 ネダボンドは厚みがあるので、フロ-リングを伏せたときにボンドが伸び、全面に塗布したようになります。

何も考えず、全面的にボンドを塗ってしまうと、フロ-リングを伏せた時にボンドが未施工エリアまで出てきてしまい、手がボンドだらけになってしまいます。
なので、ボンドの伸びをみて、ボンドの塗りしろを270mmとしています。

 

実際の作業ですが、フロ-リングのサネの叩き方、伏せ方や、注意点を動画でまとめてみましたのでご参照ください。

フロ-リングの叩き寄せ
タタキ(少し重い木)でサネ全体を叩き、簡単にフロ-リング同士をくっつけてしまいます

 

フロ-リングの叩き方(サネの入れ方)


叩き方の解説として、左の上図はわかりやすいよう、極端な例にしています。
フロ-リングを入れるにはまずジョイントをつけます(斜めになっているので一部だけついていればOK)。
ジョイントをつけたのち、A部分だけをまず入れてしまい、そこを基準としてタタキで叩いていくと、自然にジョイントに向かって力がかかり、しっかりジョイントがくっつきます。この時、Aは絶対に離れないようにします。叩いていく道中、何度でも戻り、A地点だけはしっかりとくっつけておきます。そうするとジョイントが離れることなく、しっかりくっつきます。

 

実際には前列のオザネをかわす程度に置いて、ジョイントをつけ、A部分を入れ込みます。
上の例のように大きく斜めにしてしまうとジョイントに力がかかりすぎ、サネを壊してしまいます。

 

その他の施工上の注意点

 

床の施工で丸のこを使う場合、丸のこ定規は欠かせません。事前に作っておきましょう。
参考:丸のこ定規の作り方




無理!自分ではできない!!と思ったら

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